勉強にやる気が出ない理由。※学習性無力感
先日は、やる気が出ない時に自分なりにやる気を出す方法をまとめました。
今回は、『なぜ勉強をしていくときにやる気が出ないのか』について考察していきたいと思います。
目次
勉強をする時にやる気が出ないのはなぜなのか?
まず勉強をしようと思っている時に限って、部屋の片付けをしてしまったり、漫画を見始めてしまったり、スマホを見てしまい気づいたら、時間がかなり進んでしまって「今日は勉強はやめとこう」とか「また明日やればいいか」と後回しにしてしまったりすることはありませんか?
自分もこの思考回路にはまってしまい、勉強が手につかず、さぼってしまう事がよくあります。(ーー;)
心の中で「今はこの勉強をしなければ、資格合格に間に合わない」とか「今やらないと後で後悔するかも」と分かっているのに、勉強をすすめる事が出来なくなってしまうのです。
調べてみると、どうやらこの状況には、心理学的な理由があるようでした。
学習性無力感という働きが、やる気を出せなくしている。
1967年にアメリカのセリグマンという心理学者が発表した概念で
「学習性無力感」
というものがあります。
これは何なのかというと、例えば勉強が苦手な子供が、
「どうせ勉強しても成績が上がらないんだから勉強のやる気がでない。」
というように、あらがって頑張っても上手くいかないということを学習してしまい、現状を打破できることを提示されたとしても、
「どうせやるだけ無駄なんだ。」
と行動させることをできなくさせてしまう心の働きのようです。
確かに自分に当てはめて考えてみると、
「この勉強してなんの意味があるのか。」とか、
「これを勉強して自分のためになっているのか。」
と考えている時に、全くやる気が出ず、勉強がはかどらない時が多かったように思いました。
つまり、
「やる理由が分からない」
「成果が上がるのか分からない」
「同じ物をやってきて良かった経験談が自分にない」
ときにやる気がでなかったのだと思います。
学習性無力感を克服してやる気を出す。
ではどうやって、学習性無力感を克服してやる気をだせばいいのか?
それは、小さな目標から立てて少しずつ達成していくことにより、「達成感を得ること」で克服できるようです。
それは本当に小さな目標からでもいいようで、例えば「十分間だけ集中して勉強する」とか「この単語だけ覚える」と言った内容でいいそうです。
確かに今まで勉強する時に、「次のテストで点数を上げたい」と思いながら勉強をしても、それにたいしての体験談や成功談が自分にあまりないことで、「これをして本当に点数があがるのか?」と不安になり、集中力が続かないことがあったなーと思います。
これからは「このページをしっかり覚えられたら自分よすごいぞ!!」
と小さな目標を立てて、それをちょっとずつクリアしていくことで、達成感を得て、集中力高く勉強に励んでいってみたいと思います。